いつもダイエットが失敗に終わってしまう…もう何ヶ月もダイエットをしているのに、なかなか目標体重まで落ちない…ダイエットに悩む女性は数多くいますよね。1ヶ月の中で痩せやすい時期とそうでない時期があるのを知っていますか？生理周期がわかれば、今までより上手に減量することができます。今回は、女性の生理周期に合わせたダイエット法についてご紹介していきます！

 ・自分の生理周期の把握

月に一度訪れる生理は、私たち女性にとってやっかいなものですが、とても大事なものでもあります。

生理が来ることで子宮内の血液を身体の外に出し、子宮内のデトックスができますし生理がこないと妊娠できません。

また、自分の生理周期をきちんと知ることで、ダイエットに役立てることもできます。

女性ホルモンのプロゲステロン（黄体ホルモン）とエストロゲン（卵胞ホルモン）が分泌される時期を知って、ダイエットを成功させましょう。

 ・生理周期を3つに分けると？

漠然と生理が月に一回きて排卵日があることはご存知だと思います。

その生理がくるまでの周期を、3つの期間に分けて考えることが大切になります。

次の3つ期間を把握しましょう！

【周期1】⇒　生理期間中

【周期2】⇒　生理終了後～排卵日（生理後の約10日間、エストロゲンの分泌量が増加）

【周期3】⇒　排卵後～生理前（生理前の約10日間、プロゲステロンの分泌量が増加）

 ・もっとも痩せにくいのはどの期間？

上記で説明した3つの周期で最も痩せにくいのは、【周期3】の排卵後～生理前になります。

『排卵後～生理前』は、受胎に備えて女性ホルモンである「プロゲステロン（黄体ホルモン）」をたくさん分泌しています。

プロゲステロンは食欲を増進させ皮下脂肪を蓄える作用があり、水分をため込む性質を持っているので、むくみやすくなります。

これにより、生理前の約10日間くらいは、いつもより太りやすいのです。

しかし生理が終われば食欲も治まり、むくみも解消されるので、自然と体重も元通りになります。

この時期に少々体重が増えても大丈夫ですので、食べすぎないよう普段どおりの生活を心がけましょう！

もし生理前の時期に、おなかが空いてどうしても何か食べたいと言うようなことがあれば、80kcal程度の間食をするのがおすすめですよ。

・ダイエットに最適！もっとも痩せやすい時期

痩せにくい時期があれば反対に、痩せやすい周期もあります。

それが、【周期2】の生理終了後～排卵日です。

『生理終了後〜排卵日』の時期はエストロゲンが増え、内蔵脂肪を小さくしてくれるので、ここで脂肪を燃焼させる有酸素運動（ウォーキングやジョギング、エアロビクス、水泳など）をすると体重が落ちやすくなります。

 ・まとめ

生理前の10日間は太らないように気をつけ、生理が終わった10日間に有酸素運動を取り入れると痩せやすいということになります。自分の生理周期をしっかりと把握して、ダイエットを成功させましょう！