日本で昔から飲まれていた白湯ですが、最近はインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の考えに基づいた白湯のデトックス効果やダイエットがブームとなっています。

飲むだけで健康になれ、痩せられると聞くと試してみたくなりますよね♪

白湯とは？

白湯とは普通のお湯のことなんです。

正しく言いますと、沸騰させたお湯を飲める温度までぬるく冷ました飲み物です。

「湯冷まし」とも呼ばれており昔から薬を摂取する際に一緒に飲まれていました。

赤ちゃんのミルクを作るときも使用したりしますよね。

水道水の場合、一度沸騰させることでカルキなどの不純物がとんで水が柔らかくまろやかになると言われています。

白湯の効果は？

＊新陳代謝が高まり痩せやすくなる

内臓機能を温めることで全身の血流が良くなります。

内臓の温度が1℃上がると免役力が約30％上昇して、基礎代謝も約10～12%上がると言われているので脂肪が燃焼されやすくなります。

新陳代謝が活発になり、基礎代謝が良くなると痩せやすい体へ体質改善できます。

＊内臓疲労の回復

内臓は冷えると機能を低下させてしまいます。夏に冷たい物ばかりを飲んでいると胃腸の調子が悪くなるのはそのせいで、逆に内臓が温まると弱っていた内臓の動きも活発化します。

胃腸が弱っている方や飲みすぎ、ストレス性などで体調が優れない人におすすめです。

＊デトックス効果

内臓が内側から温められることで働きが活発になり、利尿作用や腸の蠕動運動が促され便秘解消などのデトックス効果が期待できます。

また、利尿作用により体内の老廃物が洗い流され肝臓や腎臓の動きがさらに活発になります。

＊冷え性の改善

白湯を飲むことで胃や腸が温まり、新陳代謝が上がるので体が温まります。

体を芯から温めてくれるので、冷え症に困っている方や夏に冷たいものを取りすぎたり、クーラーの影響で体が冷えてしまっている人におすすめです。

白湯の作り方

• やかんに水を入れて強火で沸騰させる。

泡がブクブク立ったら火を弱めて10～15分間沸かし続ける。

50〜60度位まで冷ましたら出来上がり。

• マグカップ（耐熱）にミネラルウォーターを入れて500Wの電子レンジで1分半ほど温める。

50〜60度位まで冷ましたら出来上がり。

＊お使いの電子レンジによって時間が異なるので、様子をみてぬるかったら再度加熱して下さい。

白湯を飲むタイミング

体に良いからと言って、白湯はたくさん飲めばいいという訳ではありません。

飲みすぎると体に必要な成分や要素まで流してしまうため、700～800ml程度が適量と言われています。

そして白湯を飲むのに最も適しているのが朝です。

朝は胃や腸が空っぽの状態なので、吸収されやすく効果が表れやすいと言われています。

コップ1杯を5～10分程かけてゆっくり飲みましょう。

また、食事時に白湯を一緒に摂るのもおすすめです。

消化を助けてくれるだけではなく満腹を感じやすくなるので食事量を減らすことができ、ダイエット効果も期待できます。

白湯は古くから日本の生活の中に取り入れられてきました。

思いついたときにすぐ実践できるので明日からの生活に白湯を取り入れてみてはいかがですか？