ご自分のお肌に何かしらのコンプレックスを抱えている人、多いですよね。お肌にも生まれ持った個性がありますし、加えて日々のお手入れ不足などにより悩みはつきないものです。お肌トラブルの代表的なものといえば、やはり「くすみ・しみ・しわ」の3つではないでしょうか。今回は、多くの方が抱えるこの三大お悩みを、色彩のチカラでカバーする方法をご紹介します。

 ・色彩によって見た目も違う？

人は、無意識のうちに視覚から多くの情報を得ています。

色の濃い薄い、明るいイメージの色、落ち着いたイメージの色など、同じものでも色が違うと受け取るイメージが変わることもあります。

例えば、黒色や濃い色の服を着るとスリムに見えたり、反対に、白色や淡い色の服を着るとふっくら見えたり。

それと同じで、お肌のコンプレックスをカバーするために、色彩を活用して美しいお肌に見せるということも可能です。

・カラーを活用したメイク術

お肌のコンプレックスを隠すために、ファンデーションを厚めに塗っていませんか？

実は、ファンデーションを重ねるとお肌の透明感が失われてくすんだ印象になったり、厚塗りをしたことで、シワに入り込み、かえって老けて見えることがあります。

自然に手軽にお肌の印象を変えるには、ファンデーションの色味とコントロールカラーがポイントです。

【くすみ肌、黄色っぽいお肌には青色】

ファンデーションを塗る前に、青色のコントロールカラーを使用します。

黄味とくすみを目立たなくさせ、透明感のある陶器のような肌に見せてくれます。

【赤ら顔、赤いお肌には黄色〜緑色】

まず、イエロー系のファンデーションを塗ります。

その後に、全体ではなく、肌の赤い部分に緑色のコントロールカラーをのせます。

これで、赤みが抑えられ、自然な肌色に見せてくれます。

【顔色が悪い時にはピンク色】

くすみがちで老化を感じたら、ピンク色のコントロールカラーがお勧めです。

ワンポイントととして、ピンク色のチークを頬にのせてみましょう。

【小顔に見せたい時にはオレンジ色】

少し落ち着いた色のオレンジ色を選びましょう。

明るすぎないオレンジは、シェーディング効果がありますので、頬にオレンジをのせると小顔に見えます。

のせる位置ですが、骨格によりベストの場所は変わります。

・まとめ

色を変えるとイメージが変わり、メイクの幅も広がるので楽しいですよね。コンプレックスを色のチカラでカバーして、美肌へと近づきましょう。