皆さんは、「生理前になるととてもお腹がすく…」「生理前でまた暴食してしまった…」と、毎月の生理の度に悩みませんか？

生理前ってどうして食欲が止められないのでしょうか。

今回は、そのメカニズムと対策をご紹介していきますね。

・生理前ってなぜお腹が空くの？

生理前は、黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌の影響で、イライラしたり眠くなったり、肌トラブルも起こりやすくなります。

ですが、黄体ホルモンは、月経や妊娠を助けるとても大切な女性ホルモンです。

その黄体ホルモンは食欲にも関係してきます。

月経や妊娠に備え、栄養や水分を確保しようとするため、食欲が増し、むくみも起こります。

食欲のコントロールが難しくなり、結果、生理前の体重増加にも繋がります。

・生理前の食欲をなんとかしたい！

生理前に体重が増加しても、生理が終われば元に戻りますが、ドカ食いがいき過ぎてしまったり、食べものの質によっては、脂肪が蓄積されてしまう可能性もあります。

ですが、生理前による食欲を抑えるのは、ストレスの原因になり、カラダに負担が掛かってしまいます。

また、この時期の過酷なダイエットは、ホルモンのバランスが崩れてしまい、生理不順や妊娠にも影響を与えてしまいます。

そこで、この時期にとるべき対策として、以下にチャレンジしてみましょう。

・生理前から豆乳を飲む

豆乳を飲むことで、脂肪の溜め込みを阻止してくれます。

生理予定1週間前から、生理がくるまでの間、豆乳を毎日約200ml、食前又は空腹時に飲むとよいそうです。豆乳は、脂肪の吸収を抑え、デトックス効果にも期待できます。

今流行りの「豆乳ダイエット」も、同じ方法です。

大豆イソフラボンは、摂りすぎるとホルモンバランスを崩す恐れがあるので、注意しましょう。

・量が増えても質は落とさず！

お腹がすいているからといって、甘いケーキやスナック菓子に走らないようにしましょう。

食事はきちんとバランスよく摂り、空腹に耐えられないときは、ナッツ類やフルーツ、ゼリー等でお腹を満たすと◎。

さつまいもやかぼちゃは満腹感を満たしてくれ、食物繊維も豊富なので、おやつとして上手に取り入れてみると良いでしょう。

・ビタミンB6を摂ろう

ビタミンB6は、エストロゲンに作用し、ホルモンバランスを整えて、月経前の様々な症状を和らげてくれます。

ニンニク・レバー・マグロ・カツオ・鶏肉等に含まれていますので、バランス良く摂取すると良いでしょう。

・食事の回数を増やしてみる

1日3食の量を、カロリーを含め計算しながら、1日5回くらいに分けて摂取してみましょう。

食事の回数が増えることで、満足感を得られます。

・よく噛んで食べる

早食いは、食べる量を増やしてしまいます。

脳が満腹感を感じるまでには、15分～20分かかるので、よく噛んで満腹中枢を刺激しましょう。

・まとめ

生理前の食欲は、誰にでも起こりうることです。あまり神経質になっては、ストレスが溜まり逆効果です。対策しながら上手に付き合っていきましょう。