いくつになっても美しい肌を保つことは、すべての女性の願いですね。

基礎化粧品やフェイシャルエステにかなりの投資をされている女性も少なくないでしょう。

ですが、人体最大の臓器である皮膚は、その他の臓器と同様、食べたものや飲んだものから作られます。

 

 

 

◾︎美しい肌にはカラダの内側からのお手入れが必須

 

 

 

 

つまり、高価なクリームなどを塗って外側からのお手入れをしても、内側からのお手入れができていなければ美しい肌を得ることはできません。

 

それでは、美しい肌を保つためにはどのようなものを食事に取り入れたらいいのでしょうか？

 

 

 

◾︎良質の水を摂ること

 

肌の潤いを保ち、しわを目立たなくするだけでなく、毒素や老廃物を体外に排出します。

一日を通じて、十分な量の良質の水を、毎日摂取してください。

 

 

 

◾︎良質の脂質を摂ること

 

潤いのあるスムーズな肌を保ちます。

良質の脂質には、飽和脂肪酸 (オーガニックのココナッツオイルやバターなど)、アボカド、オリーブ油、オメガ3の豊富なサーモンなどがあります。

 

 

 

◾︎抗酸化物質とフラボノイドを意識して

 

フリーラジカルに対抗して肌の老化を防ぎます。

抗酸化物質は、豆類、ベリー類、りんごなどに多く含まれており、フラボノイドは野菜／果物全般、緑茶に多く含まれています。

 

 

◾︎ビタミンAの多く含まれる食材

 

細胞の新生により肌を修復し、乾燥を防ぎます。

さつまいも、人参、緑葉野菜、かぼちゃなどに多く含まれています。

 

 

 

◾︎ビタミンCの多く含まれる食材

 

紫外線から肌を守り、修復します。

野菜、果物全般に多く含まれています。

特に注目すべき野菜や果物は、パパイヤ、ピーマン、ブロッコリ、苺、パイナップル、オレンジ、キウイ、メロン、カリフラワー等です。

 

 

 

◾︎ビタミンDの多く含まれる食材

 

肌の免疫保護作用を制御し、細胞の新生により肌を修復します。

ビタミンDは、日に当たることで肌で生成されますが、十分な量を生成することは現実的に不可能なため、サプリメントの摂取をお勧めします。

1000～5000 IU/日、秋から春にかけては多めに摂るようにしましょう。

 

 

 

◾︎ビタミンEの多く含まれる食材

 

 

 

 

紫外線から肌を守ります。

ひまわりの種、アーモンド、緑葉野菜、アボカドなどに多く含まれています。

 

 

 

◾︎亜鉛の多く含まれる食材

 

にきびを防ぎ、紫外線から肌を守り、細胞の新生により肌を修復します。

胡麻、ひまわりの種、レンズ豆、ひよこ豆、カシューナッツ、キヌア、牡蠣などに多く含まれています。

 

 

 

◾︎マグネシウムの多く含まれる食材

 

老化やにきび、吹き出物を防ぎます。

種子類、豆類、緑葉野菜、ナッツ類、キヌア、ダークチョコなどに多く含まれています。

 

 

 

◾︎セレニアムの多く含まれる食材

 

フリーラジカルに対抗して肌の老化を防ぎ、肌の弾性を保ちます。

 

ブラジルナッツ、牡蠣、貝類、マグロ、エビ、サーモン、鱈、チキンなどに多く含まれています。

 

 

 

◾︎シリカの多く含まれる食材

 

コラーゲンを生成し、肌の弾性を保ちます。

バナナ、レーズンなどに多く含まれています。

 

 

 

◾︎まとめ

 

潤いのある美しい肌を保つには、できるだけ多くの種類の野菜や果物、豆・種子類などの自然食品を積極的に摂取すると同時に、加工食品、コンビニやファーストフードの食品、甘いものの食べ過ぎをできるだけ避けることが大事になります。

「皮膚は、食べたものや飲んだものから作られる」

いつも、心に留めておきたいですね。