顔や腕などの日焼けは「すぐ冷やす」が絶対!日焼け後の正しいケア方法
旅行や野外イベント、ビーチなどに出かけることが多い夏。
日焼け止めの使用や、日傘やサングラスの着用など、紫外線対策はバッチリのつもりでも、汗をかいたり、日焼け止めの塗り直しが出来る状況でなかったりと、なかなか完全に紫外線をシャットダウンすることは難しいのが現実です。
今回は、「うっかり日焼けしてしまった場合の正しいスキンケア方法」についてお話します。
◾︎うっかり日焼けは軽度のやけど!?
実は、日焼けは医薬用語では「日光皮膚炎」と呼ばれ、軽度の火傷のような状態です。
そのため、日焼けのレベルは様々ですが、とにかくアフターケアがとても重要です。
もしもひどくヒリついたり、水ぶくれや痛みなどを感じる場合は、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう。
◾︎まずは冷やすことが大切!
◯可能なら帰宅前に冷やそう
日焼けのアフターケアは、まずは冷やして炎症を止めることが第一です。
例えば、車での帰り道、可能ならば氷を入手して、その場でアイスバッグを使って冷やすと、とても効果的。
その後のダメージをおさえることができます。
◯帰宅後の冷やし方
帰宅後は、氷水で冷やしたタオルを軽く絞ったもので、ほてった部分を包んだり、冷たい水のシャワーで全身をクールダウンするのが効果的です。
また、保冷剤をガーゼや薄手のタオルでくるんで、肌全体を冷やすのに使っても良いでしょう。
その場合、1カ所を集中的に冷やしすぎると、逆に低温やけどを招くため、あちこちに場所を移しながら、徐々に冷やしてください。
◾︎メイクなどもしっかり落とそう!
日焼けした肌は、バリア機能が壊れて肌表面が荒れているため、メイクや汚れのダメージを受けやすくなっています。
日焼け止めやメイクを落とすのを忘れないようにしましょう。
◯肌を擦るのは絶対NG
メイク落とし等を使用する際は、摩擦で日焼けによる肌の炎症を悪化させないようにしましょう。
決して肌を擦らず、やさしく撫でるように馴染ませてから、ぬるま湯でしっかり丁寧に洗い流しましょう。
◾︎保湿してフタをする
日焼けして炎症を起こしている状態の肌は、水分を失い続けてかなり乾燥しています。
赤みやほてりが落ち着いたら、保湿化粧水を少量ずつ丁寧にたっぷりなじませましょう。
◯手を使って優しい保湿
コットンは摩擦刺激につながりやすいため避け、自身の手を使って優しくハンドプレスしながらなじませてください。
◯冷やした化粧水もOK
化粧水は、シンプルな配合成分のものであれば、冷蔵庫で少し冷やしたものを使ってもよいでしょう。
◯水分を与えたらしっかりカバー
たっぷり保湿をした後は、ワセリンなどの軟膏やクリーム、またバームで、水分が蒸発しないようにフタをして保護します。
◾︎まとめ
日焼け後の肌はダメージを受けてとてもデリケートな状態になっています。
さらに紫外線を浴びてしまうと、より刺激を受けて肌状態を悪化させてしまいますので、つばの大きい帽子や長袖の着用などで、紫外線対策をさらに徹底するようにしましょう。
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