化粧品の広告で「シミが消えた！」や「これでニキビが治る」などの文字を見て、本当にそんなことあるの？と思ったことがある人もいるでしょうか？

実際に買ってみたけど、がっかりな結果だった人もいるかもしれません。

化粧品は薬ではないので、すでにある濃いシミも化粧品で消すことは難しいです。

ニキビも予防したり、自然治癒したりすることがあっても治すことはできません。

「シミが消えた！」も「ニキビが治る」も実は、化粧品広告としてはルール違反。

誇大広告にだまされないために、よくある化粧品広告のNGワードを解説します！

■スキンケアで「シミが消える！」はNG

スキンケアアイテムでシミが消えると広告に書くのはルール違反です。

医薬部外品（薬用化粧品）であっても「日やけによるしみ・そばかすを防ぐ。」という範囲でしか表現できません。

ファンデーションやコンシーラーなどでメイクアップ効果によりシミが目立たなくなると言うことはできますが、スキンケアアイテムでしみは消せないのでだまされないようにしてくださいね！

■「アンチエイジング効果」もNG

アンチエイジングという言葉もNGワードです。

大手化粧品メーカーであれば、「エイジングケア（年齢に応じたお手入れ）」と記載しているはずです。

NGワードを使って広告しているメーカーの商品は信じない方が良いでしょう。

■「しわがなくなる」もNG？

しわがなくなるという表現を使った商品は疑った方がいいです。

細かいことのようですが、「乾燥による小じわを目立たなくする」表現は、認められています。

小じわが目立ちにくくなる効能評価試験済みと表記している化粧品はOK。

しわ対策に保湿は重要ですが、すでにある深いしわは化粧品での変化は難しいでしょう。

■まとめ

スキンケアアイテムは肌を健やかに保つために積極的に使いたいですが、商品を選ぶときは誇大広告には気をつけて、コツコツとケアしていきたいですね！