『無酸素運動』と『有酸素運動』どっちがいい？

ダイエットを目的とした運動はたくさんありますが、ダイエット効果を高める「基礎代謝」を上げるにはどのような運動が良いのでしょうか？

今回は『無酸素運動』と『有酸素運動』の違い、どちらがダイエットに効果的なのかなどをご紹介します！

●『無酸素運動』とは

言葉の通り酸素を使わない運動です。

短時間だけ可能で大きなエネルギーを使う運動で、体内のグリコーゲンをエネルギー源としています。

筋力トレーニングや短距離走などが『無酸素運動』となります。

この筋力トレーニングによって筋力量を維持することが、基礎代謝を高めることになり、ダイエットの効果が期待できます。

●『有酸素運動』とは

こちらも言葉の通り酸素を使う(必要とする)運動です。

長時間継続して行なう運動で、酸素をたくさん必要とし、脂肪を燃焼させる効果があります。

ウォーキングやサイクリング、ランニングやジョギングなどの長距離走、水泳などが『有酸素運動』となります。

脂肪の燃焼にはたくさんの酸素を必要とします。一般的に運動開始から20分くらいで脂肪の燃焼が始まる(エネルギー源が脂肪になる)と言われていますので、、脂肪を燃やしダイエットをする為には20分以上の継続した運動が必要とされています。

●『基礎代謝』

『基礎代謝』とは、通常の生活をする上で消費されるエネルギーのことで、運動による代謝量は含まれません。

なので、『基礎代謝』が高い方は特別に運動等何もしていなくても太りにくい体質であると言えます。皆さんに目指して頂きたいのが、この『基礎代謝』の高いカラダ作りです。

そうすれば、運動をした後のエネルギーの代謝(消費)も高く、効果が非常に良く現れます。さらに、運動する時間がなかなか取れない方や運動はあまりしたくない方でも、日常の生活の中で動く時に消費するエネルギー代謝が高まり効果的にダイエットにつながります。

『基礎代謝』を高めていただくことで痩せやすい(太りにくい)体質に変えることができ、美容においても健康面から考えても、良い効果を期待することができます。

その『基礎代謝』を上げるのに効果的なのが、上記に書いたように『無酸素運動』なのです。

筋力量の維持と増量が『基礎代謝』を高く維持する方法なのです。

●まとめ

『無酸素運動』は『基礎代謝』を上げる事に効果があり、『有酸素運動』は脂肪の燃焼に必要な運動です。

ダイエットをする上で、「痩せやすい(太りにくい)カラダ」と「(脂肪を)燃やしやすいカラダ」は確実に必要です。

カラダ自体を変えてあげると、どのようなダイエットをしてもリバウンドをしないカラダ(体質)になり、成功に導いてくれます。

『無酸素運動』と『有酸素運動』を上手に取り入れて2つのカラダを手に入れましょう！