『ファスティングダイエット』とは、短期間の「断食」を行うことで体内環境をリセットするダイエット法です。

米倉涼子さんや小倉優子さん、蛯原友里さんなどたくさんの芸能人やモデルが実践し、一気に広まりました。

●『ファスティングダイエット』の方法

⑴準備期間

『ファスティング(断食)』をする前に、カラダを慣らすための期間です。

実際に『ファスティング』をする期間と同じくらい準備期間を設けるのが基本です。

普段の食事の「量」を減らし、バランス(「質」)の良いものを摂るようにしましょう。

⑵『ファスティング』期間

水や酵素ドリンクのみを摂取し、穏やかに過ごします。

期間的には1〜3日くらいが無理がないと思います。

3日以上は、危険を伴う事がありますので医師の指導の下で行ないましょう。

⑶復食期間

『ファスティング』後、普段の食事に戻す期間です。

準備期間と同じように、『ファスティング』をした日数と同じくらいかけて、徐々に通常の食事に戻していきます。

復食期間では、まずは完全な流動食(重湯や具の入っていないスープや味噌汁など)からスタートし、徐々に固形の物を食べていくようにします。

※『ファスティングダイエット』は、普段食べ過ぎによって疲れている胃腸を休め、カラダの中から毒素や余分なものを排出することが目的です。

また、強制的にエネルギー不足の状態にしてあげる事で「体脂肪」の燃焼を高めます。

●カラダへの負担を考慮する

『ファスティング(断食)』を実践するとカラダに負担がかかってしまいます。そのため、以下の事に注意して行ないましょう。

⑴体調不良の時は中止する。

⑵栄養不足の状態なので、激しい運動は避ける。

⑶『ファスティングダイエット』終了後は、きちんと復食期間を設け急に通常食に戻さない。

※『ファスティング』を実践された方のお声で、「胃腸の調子が良くなった」「お肌が綺麗になった」などダイエット以外の効果も多く聞かれます。

その一方、間違った『ファスティングダイエット』をしてしまったり無理に続けたりして、カラダに不調をきたしてしまう人がいるのも現実です。

正しい知識を身につけ、体調や体質を考慮しながら無理し過ぎず行ないましょう。

●気軽にできる簡単『ファスティングダイエット』

「毎日、就寝前4時間は一切何も食べない『ファスティング』」です。

睡眠時間を含めると約12時間は毎日断食できることになります。

この方法でしたら健康への悪影響はほぼ無く、気軽に実践できるでしょう。

就寝前の食物の摂取はダイエットにとって大敵で、以下のデメリットがあります。

⑴摂取したカロリーを消費することなく眠ってしまうので、脂肪として体内に溜め込んでしまう。

⑵就寝前のようなリラックス状態の時は副交感神経が優位になっているため、代謝は低下している。

⑶夜は脂肪の蓄積に必要なタンパク質が増える。

※就寝前の4時間に行なう『ファスティングダイエット』法は、カラダに及ぼす悪影響も無く、専門知識が無くてもできるお勧めの『ファスティング』です。

また、太りにくい生活習慣を実践するとっておきの方法でもあります。