『加齢に伴う肌のたるみ』聞きたくない言葉ですが、無視するわけにもいきません。

肌の劣化や老化、たるみが起こる原因やそのメカニズムについてご紹介しましょう。

アラフォー、アラフィフのみなさんは既に実感し、アラサーのみなさんはそろそろ気になりだしていらっしゃるであろう『肌のたるみ』、放っておくと加齢に伴って日々悪化し、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

❶何故、加齢とともに肌がたるむのか？

加齢とともに筋力の低下が起こること、紫外線を浴び続けたり活性酸素の影響を受け肌細胞が劣化すること、コラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が減少することなどがいくつも重なって『たるみ』ます。

加齢による『肌のたるみ』を予防するためには弾力成分が必要だということです。

❷弾力成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、線維芽細胞)

コラーゲン⇨細胞と細胞を繋げる土台となる

エラスチン⇨弾力性や伸縮性に関係しコラーゲンを支える

ヒアルロン酸⇨保水力に優れ肌の水分を保持する

これらの張りや弾力や潤いを保つ成分がたっぷりあり、かつこれらの成分を生成する線維芽細胞も維持していれば肌の弾力や潤いを保つことができるのです。

しかし加齢や紫外線によって減少すると『肌のたるみ』につながります。

「アンチエイジング」とはこの肌の崩壊のメカニズムを防ぐことです。

❸女性ホルモンの減少が『肌のたるみ』に直結

『肌のたるみ』のもう一つの大きな原因が、女性ホルモン(＝エストロゲン)の減少です。

「エストロゲン」にはコラーゲンを生成する役割があるため、「エストロゲン」の減少は『肌のたるみ』や「しわ」などの肌トラブルの大きな要因です。

❹加齢による『肌のたるみ』

先にも書いたように、『肌のたるみ』は紫外線や活性酸素、弾力成分の減少、女性ホルモンの減少など日常生活でどんどん起こります。

特に40代になると女性ホルモンが急激に減少するとも言われています。

さらに極端なダイエットや繰り返し失敗したダイエット、ストレスや睡眠不足、極度の冷え性は年齢に関係なくホルモンバランスを乱し、若い方でも『肌のたるみ』の原因になります。

日常生活をただただなんの対策もとらずに送っていては、『肌のたるみ』の進行を食い止めることはほぼ不可能と言えます。何故ならそれが生きている(歳をとる)ということだからです。

しかし女性である以上(最近は男性も意識の高い方が増えましたが…)、『肌のたるみ』や「しわ」にはいつまでも抵抗したいものです。