冬の時期だけだと思いがちな乾燥肌…。

実は夏場も油断大敵！

気付かないうちに乾燥肌になっているんです。

そんな乾燥肌の原因と対策をまとめてご紹介します。

 

乾燥肌の種類

 

 

 

○乾燥肌

 

・肌がカサつきやすい

・粉をふいたり表面がざらつく

・洗顔後に肌がつっぱる

 

上記の症状が出やすい人は肌の細胞間の潤いが不足していて、気温や体調の変化によって乾燥しやすいタイプです。

 

 

○乾燥性敏感肌

 

・肌が乾きを感じると痒みや赤みが起こる

・化粧品でトラブルが起きる

 

上記の症状が起こる人は肌のバリア機能が低下し、乾燥が原因の敏感肌になっています。

必要な皮脂まで落とし過ぎていたり、外的刺激や化粧品の成分に気をつける必要があります。

 

 

○インナードライ肌

 

・乾きを感じるのにテカりも気になる

・洗顔後しばらくするとつっぱる

・メイクのノリが悪く崩れやすい

 

上記が当てはまる人は、角質層の水分を補おうとして皮脂が過剰に分泌しているインナードライタイプです。

脂性肌だと思い込んでスキンケアを間違えている場合もありますので気をつけましょう。

 

 

乾燥肌の原因

 

 

乾燥肌の原因は大きく分けて「内部的な問題」と「外部的な問題」の２つに分かれます。

 

 

内部的な問題とは？

 

○加齢と肌の質

○女性ホルモンのバランスの乱れや減少

○ライフスタイルの乱れ（偏った食生活・睡眠不足・運動不足など）

○皮膚病などの病気（アトピー性皮膚炎・皮脂欠乏性湿疹・老人性乾皮症）

○誤った洗顔やクレンジング

○間違ったスキンケアや化粧品の使用

 

 

外部的な問題とは？

 

○紫外線による肌へのダメージ

○空気の乾燥

○急激な温度や湿度の変化

○大気汚染(PM2.5など)

○花粉などのアレルギー源

 

こうした内部と外部からの問題によってお肌のバランスが崩れてしまい、乾燥肌になってしまうのです。

 

 

季節も乾燥に影響する？

 

空気が乾燥していると肌内部の水分が逃げやすい状態になります。

特に“冬場”や“季節の変わり目”のように気温の低さや温度差を感じると体は冷えやすく、血行不良になることから肌バランスが崩れて皮脂不足になり乾燥しやすくなるんです。

 

 

○大気中の水分

 

気温が低い冬場や気温差が激しい季節の変わり目は空気中の水分が減少して、湿度が低く空気が乾燥するため、肌の潤いも逃げやすい状態になります。

頬がカサついたり粉をふくほど乾燥する場合は日中でも保湿できる化粧水やバームで潤いを補給しましょう。

 

 

○紫外線

 

活性酸素を発生させたり、日焼けがおこる紫外線を浴びると乾燥だけでなく肌老化につながります。

外に出るときは帽子やサングラス、日傘などで防ぐだけでなく、室内でもガラス窓を通過する紫外線に注意しなければなりません。

夏だけではなく一年中UVケアを行いましょう。

 

 

○エアコン

 

冷暖房が効いている室内や車内も湿度が低くなりがちです。

肌の水分不足だけでなく、エアコンの風が直接肌にあたることが刺激になる場合もあるので、乾燥性敏感肌の人は注意が必要です。

加湿器など使えない場合は、直接エアコンの風にあたらない様にしましょう。

 

 

○花粉

 

春や秋など花粉が飛ぶ時期は、花粉が肌に付着することでアレルギー反応が起こり、痒みや赤み、肌荒れの症状が出ます。

痒みで目の周りを擦ったり、鼻をかむときに起こる摩擦が乾燥を悪化させてしまうことも。

目の周りや鼻の周りなど、乾燥しやすい場所は早めの保湿を心がけましょう。

 

 

乾燥肌の対策

 

 

○皮脂の落とし過ぎに注意

 

皮脂は水分と同じく肌にとって潤い成分になります。

過剰な皮脂が汚れと混ざると脂性肌や毛穴トラブルの原因になってしまいますが、乾燥肌の人は皮脂を落とし過ぎてしまうとインナードライ肌や敏感肌に陥りやすいので洗浄力の強いクレンジングや洗顔料はおすすめできません。

洗うときはとにかく「優しく」を心がけて長時間洗わず、時間も1分程度にしましょう。

熱いお湯も皮脂や水分が流れてしまうので、洗い流すときは32℃前後のぬるま湯を使用して下さい。

 

 

○乾燥タイプに合わせた保湿

 

乾燥タイプによって保湿成分も違うので、「乾燥肌用」の化粧品が必ずあなたに合うというわけではありません。

乾燥が赤みやかゆみの症状になっている場合は、化粧品でアレルギー反応を起こしている場合もあります。

肌にごわつきを感じるときは角質ケアを、敏感に感じるときは刺激が弱い成分の物を、インナードライの場合も保湿は怠らず皮脂コントロールできる化粧品を選びましょう。

 

 

○睡眠をたっぷり取る

 

 

肌細胞は睡眠中に生まれ変わります。

眠る前はリラックスした状態にするために、入浴は眠る1時間前には済ませましょう。

また、パソコン・TV・スマートフォン・激しい音楽も控えるようにして下さい。

 

 

○タバコ

 

 

喫煙をすると肌代謝に悪影響を及ぼし、肌荒れや乾燥の原因になります。

一酸化炭素によって体内に活性酸素が発生してコラーゲンを不足させたり、血流が悪くなって肌細胞に栄養が行き渡らないからです。

 

 

○ストレス

 

 

女性がストレスを感じるとホルモンバランスが崩れ、ターンオーバーの乱れや肌の水分量低下につながり、乾燥や肌荒れが起こります。

メイクのノリが悪くなったり、かゆみを引き起こすことも。

 

 

乾燥肌は人それぞれ異なります。

生活習慣を見直し、自分に合ったケアをする事で潤い溢れるスベスベ素肌を手に入れましょう♪♪