日本酒とは「米（蒸米）」「米麹」「水」を原料として発酵させ、こしたお酒です。

最近では女の人も飲むようになってきた日本酒には美容効果がたくさん含まれているんですよ！

アンチエイジング効果

日本酒に含まれる「麹酸」は麹菌の発酵過程で作られる発酵代謝物質です。

麹酸の入った化粧水などを使ってスキンケアすることで、「シミ」「シワ」「たるみ」を防止してくれるアンチエイジング効果が期待できます。

麹酸には、シミの元となる“メラニン”をつくる酵素の働きを抑える働きがあり、早い段階からアプローチしてくれるのでメラニン生成を未然に防ぎます。

そして「シミ」「たるみ」のきっかけとなるのが、紫外線を浴びた肌にできる炎症から作られる“活性酸素”です。

活性酸素は肌の弾力を守るコラーゲンの減少の元になるのです。

そんな炎症を防いで、活性酸素の産生を抑える力が麹酸にはあるので、美白を作りながらお肌のハリや弾力を守ってくれます。

日本酒には麹酸の他にも細胞を活性化させて、老化を防止する働きがある「フェルラ酸」という物質が含まれているので、Ｗアンチエイジング効果が期待できます！

ツルツルお肌効果

日本酒には角質除去作用のある「フルーツ酸」が含まれています。

フルーツ酸の成分が入った石鹸や洗顔料を使うと、古くなった角質を溶かすピーリング効果があります。

その結果、皮膚のターンオーバーが正常になり、全身の「ざらつき」や「ゴワつき」「くすみ」などを一掃し、ツルツルですべすべな肌にしてくれます。

保湿成分が浸透しやすくなるので、乾燥肌の改善も期待できます。

脂肪燃焼・疲労回復効果

日本酒を飲むと、肌にとってなくてはならない成分「アミノ酸」を摂ることができます。

アミノ酸は私たちの皮膚の一番外にある角質層の潤いを保つ重要な役割をしており、アミノ酸の“プロリン”と“アルギニン”という成分はコラーゲンの主原料といわれています。

また、アミノ酸に含まれる“リジン”、“プロリン”、“アラニン”、“アルギニン”という成分は、脂肪燃焼アミノ酸として痩せやすい身体を作るダイエットアミノ酸です。

脂肪分解酵素の「リパーゼ」の働きを活性化することで、脂肪の燃焼を促し分解されて血中に放出された脂肪分が効率よく燃焼するのを助けてくれます。

アミノ酸にはその他にも、身体の疲労回復や体力、免疫力、集中力アップ効果などをもたらしてくれます。

冷え性・肩こり改善

アルコールの多くは体を冷やしてしまいますが、日本酒には体温を上げたまま長時間持続してくれる効果があるんです。

睡眠不足やイライラなど強いストレスが加わると、血管が収縮して血流が悪くなってしまいます。

日本酒に多く含まれる「アデノシン」という物質にはストレスで収縮した血管を拡張する作用があるので、血行促進効果があり、冷え性改善やリラックス効果、肩こり解消などの効果があります。

また、皮膚表面の血液循環が良くなると血液中の栄養素を身体全体にいきわたらせることができるので、自然と肌の輝きが増してツヤのある肌へと変えてくれます。

日本酒にはこのような美容効果の他にも、がん・心臓疾患などの病気の抑制、アレルギー抑制、うつ病予防などにも効果があると言われています。

飲みすぎてしまうと身体に負担をかけてしまうので、1日1～2合を目安に取り入れてみるのがおすすめです♪