寒暖差が頻繁にあることや新生活のスタートで環境が変化しやすいこの季節、カラダとココロの不調を感じていませんか？

その不調はもしかすると、心身をコントロールする自律神経の乱れが原因かも？

自律神経と健康の関係性、カンタンで効果的な整え方を一緒に見ていきましょう。

■自律神経の働き

心身の健康状態を左右する自律神経には、交感神経・副交感神経のふたつがあります。

まず交感神経は、

・やる気や集中力、興奮や緊張を高める

・起床後から夕方にかけて心身が活発な際に活性する

という働きがあり、車でいうとアクセルのようにカラダとココロをエネルギッシュな状態に導きます。

代わって副交感神経は、

・ストレスや緊張から心身を解放する

・夜間、睡眠中、休息中に優位に立つ

という働きがあり、車でいうとブレーキ役で心身を穏やかな状態に導く役割があります。

■自律神経と健康の関係性について

真逆の働きを持つ自律神経ですが、

・ストレス

・睡眠不足

・生活習慣の乱れ

などなどほんのささいなきっかけで乱れてしまいやすいです。

そのバランスが崩れると、

・仕事や家事、趣味に集中できない、やる気が出ない

・カラダの重だるさ、疲労感が長く続く

という心身ともに心配な不調が出やすくなります。

逆に自律神経のバランスが整った状態は、頑張るべき時に交感神経がやる気や集中力を助けてくれることでエネルギッシュに過ごすことができます。

そして休息や睡眠時に副交感神経への切り替えがスムーズになり、心身が十分にリラックスできることでストレスやカラダの不調の予防にアプローチできるのです。

■自律神経を整えるカンタンで効果的な方法

日常生活の中でカンタンに取り入れられて自律神経を整える効果的な方法は、

・朝15分の日光浴

・トリプトファンを摂る

・動く→休むのメリハリをつける

ことの3つ。

朝15分の日光浴は、光の刺激が副交感神経から交感神経への切り替えを助けます。

大豆や乳製品に含有が多いトリプトファンは、自律神経を調整する重要な栄養素。

そして動く→休むの繰り返しで行動にメリハリを持たせると、両方の自律神経の鍛錬になりバランス調整に役立ちますよ。

■まとめ

自律神経の乱れは、どれだけ規則的な生活習慣を送れるかが重要なポイントに。

自律神経に良い生活スタイルを心がけて、今ある心身の悩みをまるごと解決していきましょう！