洗顔後のスキンケアとして化粧水を使っている人は多いと思います。

その他にシートマスクや美容液、乳液、クリームなどをプラスして使っている人もいると思いますが、その中でも「乳液」と「クリーム」は使う目的が似ているので違いがわかりづらい事も…。

そんな乳液とクリームの違いをご紹介します♪

乳液とクリームの保湿力の違いは？

乳液とクリームには、化粧水で肌に与えた水分が蒸発しないように蓋をする役目があります。

水分は肌に与えただけではすぐに蒸発して保湿効果が失われてしまいます。

逆に乾燥の原因になってしまう事も！

化粧水で肌に水分を与えた後は油分の入った乳液やクリームで水分を逃がさないように蓋をする必要があります。

乳液とクリームは使う目的や役割は同じですが、“含まれる水分や油分の量に違い”があります。

乳液は水分が多く、クリームは油分が多いので、「乳液はサッパリ」、「クリームはこってり」と肌に残るように感じるかもしれません。

保湿効果だけを考えると、油分が多いクリームの方が乳液よりも効果は高いです。

しかし、こってりとしたクリームをつけた後はファンデーションがノリにくく、崩れやすくなってしまうので、一度テッシュでオフをしてからメイクをするようにしてください。

乳液とクリームは両方使った方がいい？

乳液とクリームは両方使った方が良い訳ではありません。

季節や気候などに合わせて使い分けるのがおすすめです。

「夏」

汗をかきやすい夏は顔がテカリやすいので、クリームを顔全体に塗るとテカテカとした印象を与え、メイクも崩れやすくなります。

過度な乾燥肌でなければ乳液だけで十分です。

「冬」

冬は夏に比べて肌が乾燥しやすいので、乳液は使わずにクリームを使うか、乳液を使った後に乾燥が気になる場所のみにクリームを使う方法がおすすめです。

乳液とクリームをどちらも顔全体に使うと肌にべたつきが残ってしまいます。

乾燥しやすい方は乳液よりもクリームだけ顔全体に使うと保湿効果があります。

＊肌の状態は人それぞれ違うので、乾燥肌、オイリー肌、混合肌と自分の肌の状態に合わせて乳液、クリームを使い分けましょう。

乳液とクリームの肌質別使い方

○オイリー肌

オイリー肌の方でも乳液は必ず使うようにしましょう！

10〜20代まではサッパリタイプや油分の少ないものでも大丈夫ですが、30代を過ぎたら保湿効果の高い乳液を選ぶのがおすすめです。

こってり感やべたつきが気になる場合は、乳液に化粧水を少し混ぜて使ったり、つけた後にテッシュで優しくオフしてべたつきをおさえてください。

○混合肌

混合肌は、一番スキンケア商品を選ぶのが難しい肌質なんです。

夏はサッパリした乳液、冬はしっとりした乳液を使い、乾燥が気になる部分はクリームを使うなどして一年の中で使う乳液・クリームの種類を変える必要があります。

○乾燥肌

乾燥肌の方は保湿効果の高い美容液を使うことも大切です。

化粧水と美容液を乳液で蓋をして、最後に保湿力の高いクリームを使うと潤いがキープできます。

乾燥肌は肌の水分と油分のバランスを整える必要があるので、水分量だけ増やしても乾燥肌を改善することはできません。

乳液もクリームも化粧水で肌に与えた水分が蒸発しないように蓋をする役目があります。

まずは自分の肌の状態を知り、肌に合わせて乳液とクリームを使い分けて潤いのある肌を手に入れましょう♪