有名人が愛用していることで注目されるようになった、ココナッツオイル。

原料であるココヤシ（coconut palm）が生産されるタイでも、料理やボディケア等に使いやすいココナッツオイルが販売されるようになりました。

今回はそんなココナッツオイルについてご紹介していきます！

◾︎話題のココナッツオイルとは

ココナッツオイルには、大きく分けて2種類あると言われています。

◯ヴァージンココナッツオイル

フレッシュのココナッツの果肉から抽出された未精製のヴァージンココナッツオイル、またはエクストラバージンオイルには、ココナッツの優しい甘い香りと風味があります。

免疫力を高める成分として知られるラウリン酸と、アンチエイジングの効果があると考えられるビタミンEが豊富に含まれおり、健康や美容の観点から高く評価されているアイテムと言えます。

◯精製ココナッツオイル

大量生産のため、ココナッツの果肉を乾燥させたコプラ（copra）を用い、漂白、脱臭処理して作られる精製ココナッツオイルもあります。

ヴァージンココナッツオイルに比べて黄色味を帯びており、ココナッツ特有のニオイが少ないですが、期待される効果も低くなります。

また、水素を付加されたものもあり、トランス脂肪酸が含まれるため、注目されている効能は期待出来ません。

◾︎ヴァージンココナッツオイルの効能と使い方

◯オイル・プリング療法とは

ヴァージンココナッツオイルの使用方法の一つに「オイル・プリング療法（Oil Pulling Therapy）」があります。

インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」を起源とした療法で、口腔内を油で洗浄することによって様々な病気の予防や改善を図ろうとするものです。

◯どんな効能があるの？

「オイル・プリング」によって、歯のホワイトニング効果、ほうれい線予防等も期待されています。

体内の毒素を排出するデトックス効果もあるため、開始後2、3日は吐き気、下痢、不眠、関節痛、発熱が起こる場合があります。

しかし、その時は薬を飲むことは避け、「オイル・プリング」を続けることが大切とされています。

◯オイル・プリング療法の実践方法

やり方

1日1回、空腹時に小さじ2～3杯の油を口の中に入れます。

15～20分間、歯と歯茎に行き渡るようにし、15分～20分口腔内でうがいをするようにグチュグチュをします。

その後、口から油を出し、飲用水で口腔内をすすげば完了です。

◾︎飲んだり、スキンケアに使用したり

健康補助食品として1日小さじ1杯～3杯の摂取や、マッサージオイル、メイク落とし等のボディケア用品としての使用もおすすめです。

体に良い上質の油として、料理やお菓子作りでの利用等も可能です。

◾︎まとめ

上質なココナッツオイルは古くから、健康や美容に大切なアイテムとして活躍されてきました。

使い方が分からなくて手を出していない方も多いのですが、扱い方はとっても簡単！日々のメンテナンスに是非、取り入れてみてくださいね。