秋が旬の食材・根菜は、種類にかかわらずカラダを温めたり、満腹感を与えて栄養・カロリーバランスを整える、この時期積極的に摂りたい食べ物のひとつ。

今回は、根菜の種類別に見る、カラダの内側からの健康に役立つ栄養やおすすめの食べ方をご紹介します。

美味しく楽しい健康管理に、根菜の栄養や食べ方のコツをぜひ参考にしてくださいね。

■腸内環境を整えるレンコン

秋が旬な根菜のひとつ、レンコンは腸内環境を整える食物繊維が豊富。

そもそも腸は、免疫機能が80％も存在し、幸せホルモン・睡眠ホルモンを生成する重要な部位。

レンコンの食物繊維は、腸の健康の基本となる善玉菌のエサになり、上記のような働きをサポートします。

薄く切ってかまぼこやトウガラシとミックスしたレシピは、タンパク質も一緒に補えてピリ辛感がクセになる、お酒の健康的なおつまみにもおすすめですよ。

■ネバネバが血糖値上昇をゆるやかにする里芋

程よいネバネバ感が満腹感を与えたり、血糖値の上昇を抑える里芋。

里芋のネバネバ成分は健康トラブルの原因となる血糖値の上昇をゆるやかにしたり、肌の水分保持・美容にも役立つ効果が期待できます。

女性に特に多いむくみのケア、肌や体内の水分バランスを整えるカリウムも豊富。

和食に使うイメージが強い里芋ですが、すりつぶしてコンソメ・ミルクと合わせた濃厚こっくりポタージュレシピは、寒さが気になる秋におすすめですよ。

■めぐりを整える栄養が豊富なごぼう

しゃきしゃきした食感とほのかな風味が美味しいごぼうは、体内のめぐりを整えるポリフェノール、ストレスや睡眠の質向上に役立つマグネシウムが豊富。

アンチエイジングや冷えの改善に役立つビタミンEも含まれ、マルチな栄養が満ちています。

ごぼうを豚肉とチーズで巻いてカツレツ風にするレシピは、食べ応えもあり作り置きもOK、コスパが良くおすすめですよ。

■おわりに

季節それぞれに旬の食べ物を摂ることは、古い時代から健康や美容、メンタルケアに良いと言われています。

季節ごとの心身のバランスに調和した食べ物・秋の場合は根菜をたっぷりと取り入れ、内側から健康的なコンディションを目指していきましょう。